大人の生き方

 ルックチョコレートには色々複雑な思い出(主にルックチョコレートの味や品質とはまるで関係ない人間関係的なやつ)が付随しており、なるべくなら視界にも入れたくない期間が長らくあったのですが(こんなのばっかり…)ここ最近そこからは脱しつつあるので買いましたおいしい。コーヒーもチョコレートも苦いのが好きなのでやったね。やったね!という感じ。

ルックチョコレートといえば中に苺とバナナとあと何かのクリームが入ってる……たまに季節の果物の味のも……でも大概すっごく香料香料してる……というルックチョコレートのアイデンティティはどこへやったんだ…いいのかい…いや私は構わんが…とか思わなくもないが、個人的にはこのバリスタなんとかがとてもおいしいと思うようれしいよ開発グループの皆様ありがとう。
不二家  12粒ルック(カフェ・バリスタ)  12粒×10箱

不二家 12粒ルック(カフェ・バリスタ) 12粒×10箱

 

そ んな風に時の移ろいを勝手に感じながら私も少しずつ時代に合わせて、年齢に合わせて、生き方を変えて行かねばならないのだろう、と思ったのですが、昼間「あっ… 今月やるべき事をリストにして壁に貼っておかねば…書いておかないと絶対これ忘れるわあ…」と思ってた事自体をすっかり忘れました。書くことを、というか書く内容を。

いけないわ…この調子でのらりくらりしてたら人生あっという間に終わる…という恐怖がヒタヒタ迫ってきてます。つい最近だと思ってた事がすごく遠い。ところでこのブログ2007年からやってるので来年で10年ですよやだわあ。
やることリスト、明日…くらいに作れると……思い出せるといいな。

思い出しフレッシュ

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フレッシュネスバーガーの、今は無き葱味噌バーガーが好きだったが今はもう無いので、無いものは無いので、ベーコンオムレツバーガー。

 帰り道、小学校の敷地の隅っこの桜の樹を見る。周囲より少し遅れて咲いてるやつ。夜闇の中、ぽむぽむした花のかたまり。

小さい頃半強制的に「春と言えば桜です」と教え込まれた腹いせで「春だから!桜なんですよね!?」と答え合わせしているような気分。腹いせに、 というのはどうだろうと自分でも思うが、しかし生まれて数年しか過ごしていない、まだ数回の春しか知らない子供に「春と言えばこういうものですよ」と予め 親切に教えてくれている大人たちの心遣いに対して「そんな事言われてもそんなにそんなでもないよ!」と反抗的だった昔の私が未だに心の何処かに息づいてい て、やっぱりしっかり拗ねているのだった。
仕方無いのでシメイの赤を買う。こんな日は酒だ酒だ。家で、インドアに酒だ。

…確かレッドとブルーとホワイトとあと何かもう一種類?あって、以前それぞれ飲み比べてみたけど、レッドが一番安くて一番好みだったのだ。

国産のビールが何故かあまり好きになれず「わーん味とかどうとかよりシュワシュワしてて怖い」みたいな情けない感覚だったのだが(炭酸が嫌いとかいう訳でもなく、何となくもう炭酸のせいにしていた)、ベルギービールは好きだ(結局炭酸関係ない)。

しかしよかったよりによって一番安いのが好きで……という謎の安心感とともにこれからも生きてゆきます。

旬のもの

苺が20パック近く見切り品コーナーにわらわらしていたので1パック買う。この食べ方美味しいじゃないかクソッ…もっと買っても良かったんだ…!という後悔はゆらゆらとまとわりついている。未練。

そしてスーパーへ行く道すがら、いつも「ウワーオシャレー」と思ってた家が、いきなり解体されててびびった。

近隣の佃煮みたいな様相の一戸建てより築年数そんなに行ってないはずだし、土地を売るにしても建物あんなにかっこいいんだし壊さなくても売れたのでは…とか勝手に考えてみるけど、外側からじゃわからないことが、多分そこそこ人生の中でも大きいことが、何かこの家の中で、私の知らない内にあったんだな。

今更ながら「もっとちゃんと見ておけば良かったなあ」と思う。

でも時は一方方向にだけ進んで戻ることはない。ないのだ。


雨が降るので武器がいる

雨が降っていて止んでまた降る予定なので、その隙間に買い物に行きあれこれ買い出し。引きこもりの準備。籠城の準備。

ついマクビティのチョコレートビスケットなども買ってみる。

パッケージから既ににじみ出る甘さ。食べるたびに後悔しもて余す甘さであるとともに、それじゃなきゃ嫌だと思わせる謎の甘さ。

 
家仕事ゆえ、気付けば一週間ほど外に出ない暮らしになっているため、ストレスを糖分で何とかしようとしている可能性。気圧の影響かもしれないし、そうでもないのかもしれない。
インターネットの雨曇情報で流れてゆく雨曇らしき青色のドットの集まりを見て、はるか上空の雲から落ちて、地面に着陸していく様を思う。
 
何も解決しないまま、マクビティのビスケットひとつ手に入れただけで、恐れることは何もなくなったような気分でやり過ごすのが丁度いい。
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この店に行ったことはないが、絶対甘いとわかっている(…と思う)メレンゲのケーキ、パブロヴァ。

別の店で同じようなものを食べたことがあって、ふと食べたくなった。焼いたメレンゲの間に生クリームを挟んだケーキ。砂糖の味がする。砂糖の味とクリーム。やさしくやわらかい見かけに砂糖の味がしてこれはこれでというか、たまに、ごくまれに、魂が砂糖に引かれたときに欲しいたべもの。誘惑と気の迷いと混乱のさなかに垣間見る快楽。

ええ多分とても甘さが欲しい混乱の真っ最中なんですきっと。眠ったら忘れるかもしれないけど。

楽しい思い出とその残滓

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歩き続けて暑くて疲れて新宿のはやしや。ほうじ茶ソフト(アイス)が好きなのだが、閉店間際のため抹茶アイス。
前に食べた店はなくなってしまったので、また遭遇できただけでも何となくうれしい。
お茶がおいしかった。
因みに抹茶ソフトで新宿なら「茶の池田や」が好き。何故か好き。

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なんでも、「好き」といえるものがあることはうれしい。好きでいる、は色んなことの狭間でひょっこり顔をだしていて、たまに気付かずスルーするし、その程度のものだけど、疲れているときにそばにあると「おおお」ってなる。謎パワーもらうし謎パワー得る。

きれいなものあつめ


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きれいだなあきれいだなあと思って撮るたびにカシューみたいな感じのスマホのシャッター音を聞く。聞いたような。聞いてないような。それって、ガラケーのときの音じゃなかったっけ?でも、どうでもいいな。どうでもいいや。

段々薄れていく記憶に、焦りも寂しさも感じる。

こんな風に、花を摘むでもなく閉じ込めて持ち帰って飾る。その一連の行為が、家や墓を立てているような感覚。ここにいますよ、いましたよと。

あとはアイスの棒かかまぼこの板でもさしておいてもらえれば、眠るにはじゅうぶん。

くぎり

1月1日ほどの効果を新年度にもあわよくば期待している。
去年のことはいったん強制的に区切ろうぜ。
背中にしょった荷物を若干置いていいことにしようぜ。
という自分に都合のよい設定を自分のなかでだけ適用しよう、と、もやもやと計画する。
取り敢えず最近あった良いことは、よいエコバッグを買えたことです。持ち手部分が幅広で腕にへの食い込みが若干マイルド。エコバッグバンザイ。