煙る春

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冬と春の境目に落ちた様な日が続いて、冬でも春でもない日を過ごしている。
眠ったら、朝になったら、ご飯を炊こう、とか楽しそうな事をなるべく考えるようにする。

雨が降っていて、きっと寝て起きた私はご飯を炊かない様な気がする。冷凍していたパンを解凍してしまったもの。
でもパンにのせるものが何もないし、買い物に行きたいけど雨が降っている、じゃあどうしようね。

よいことと、じっと息を潜めてやり過ごしたいあんまりよくないこととを見たり感じたり、過去は変えられないが未来は変えられる、という希望溢れる言葉の適用範囲内と外がどの辺りなのかとか考えたりして。

黙祷するように目を閉じよう。目を閉じるように黙祷しよう。おやすみなさい。いつか、また。来年も。