さらりとさらば

6月から7月の携帯に撮りためてた写真がある日さっくり消えた。何を撮ったか、殆どは自分でも覚えてないが、「これはもう手放してしまうから」と思って、お別れに、と撮ったものが含まれていた。
逆に、対象物の側が、「写真なんぞ撮ったって無駄だよ、いなくなるよ」と、お別れされたがって、去ったのかもしれない。
記憶の中にだけ残されたそれらは、笑ってもいないし、責めてもいない。光景は静かに眠っている。

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