2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『お前は俺を殺す気か』2巻(2014年3月26日発売 ※書籍扱い)

早いところでは24日夕方あたりから、ゆくゆくは順次全国の一部の本屋さんの一部にこそっと置いてあるかもしれないし全くないかもしれません。 故に見つからない場合店員さんに勇気を出して所在を尋ねてみていただけると助かりますが、言葉にしづらいタイトル…

知っている

、と、あなたがいうたびに、 あなたが知っているという そういうわたしであったらいいのにと 私ではない そういうひとをさがしてくださいと 何なら 電柱に貼り紙でもしましょうか という気分になる けれど あなたのいう私というものが 私である可能性に賭け…

春の傷

傷跡にできた瘡蓋を何度もはがしては跡をとっておこうとするのだけど、生きている限り、皮膚はある程度再生され、しかもあとからあとからできたその後の傷に対応するのに手いっぱいになった。 けれど傷痕は内側に見え隠れする。 最近よく夢を見る。ようやく…

no subject

仕事用の写真を探していて少し過去の画像を入れてあるフォルダを開いた。 当時、いい事もあったし、とんでもなく悪い事もあった。というか悪い事が多かった。しかしところどころの写真を見るにつけ、懐かしく、愛しく思う、その度に、今の自分は当時の自分を…

影絵

影ばかり見て本体を見ていないというけれど 影は本体からしか生えていないし 影を見ていれば大体の本体の事はわからなくもなく というかそれ以前に 本体を幾ら真剣に見たところで 胡散臭い微笑みとか言葉とか 全部全部見苦しいのですけど 見なきゃいけません…

できたらでいいんだ

もう少しゆっくり歩いてくれるかい 少しばかり疲れているみたいだ 自分のことに「みたいだ」というのもおかしな話だね でも「みたいだ」というのがとてもこの感覚らしいので 君には正直に話そう (君は信じていないようだが) (耳を傾けるふりをしているよ…

帰らない

空を見る様に私を見るのですね 空は変化します 私も変化します とどまりません 何処かへ行きます おなじものでできていても もう 帰りません そう知っていてまたあなたは

END

無駄な宴はこれまでにしましょう 怠惰が理由ではなく お開きになるのはそれは 私達の努力が足りなかったからでしょう あなたがそう言うのなら そうなのでしょう

うどん

食べたい

97万pvありがとうございます

前日のタイトルを「うん」にしたので本日のタイトルを「うどん」にして、それで何か成し遂げたかのような雰囲気満載の適当な日に、97万pv、いつも以上に申し訳なく、恐れ入っております。 あと昔描いたブブゼラをツイッターのほうに放流したら覚えて下さって…

さよならだけが人生であるといい、そう思ったことはあるかい

いやまあ何ていうか先日店に予約入れなきゃいけなくて電話したら「確認致しますので少々お待ち頂けますか」と言われて待っていたのだけど、少々じゃなく待っている内に先方の保留音がかなりアレンジされた「パッヘルベルのカノン」だと気が付いた。 卒業式BG…

真夜中の物欲

ペンギンブックスのデザイン 1935-2005作者: フィル・ベインズ,山本太郎(アドビ・システムズ),齋藤慎子出版社/メーカー: ブルースインターアクションズ発売日: 2010/03/05メディア: 単行本 クリック: 22回この商品を含むブログ (9件) を見るこのデザインのエ…

うん

たぶん湯治の旅とかに出るといい塩梅なのだろうな 寝たのが6時、起きたのが9時、体の筋肉や内臓の痛みをちょいと悪化させてデッキアガリー!みたいな睡眠は睡眠じゃねええええ

最初の夜

何の問題も無い のっぺりとした直線の夜を 等間隔で歩くように 気を付ける事も無く 気を遣う事も無く 転ぶ事を恐れない日があった それは揺るがない事実であり それは薄れゆく 確実に滅亡する一個人の記憶である

みらい

いつかきっと会えなくなるひとの名前を いつしかもう覚えていない名前を それぞれ同じ様に土に埋めて埋めて 発芽する種子もあれば 奥深くまで侵食する毒もある 等しい未来は水を撒く 未来は日々水になる お陰で辺り一帯大海原だ 深海魚になる目が潰れる

皆がすなる電子書籍といふものを我もしてみむとてするなり

といいつつも何かこう、ドッ!という衝動がなく、ドニョロ、くらいの衝動しかないのだが、Kindle、ほしいような気がしないでもないなあ程度のわたし。Kindle Paperwhite (第6世代) ―Wi-Fi出版社/メーカー: Amazon発売日: 2013/10/22メディア: エレクトロニク…

かざり

何も身に付けず 丸裸の丸腰で 首飾り 耳飾り その他諸々の装飾具をも投げ捨てて 爪と歯と言葉だけが武器で 凶器で 更に狂気で 正方形に則った 淡い殺意だ 生ぬるい春だ

狂乱

誰も叫ばない 口に詰め込んだ砂糖が飲み込めなくて

宵越しの

私に向けて吐き出された言葉は熱を帯びていて きっと熱いのでしょうね、と予想する 絶対の壁の向こう側 貴方の顔も知りません かわりにわたしはずっと壁を見ていますし 膝を擦り指を痛めて 苦労の末に壁を越えて貴方に会っても そんないかがわしい悲しみに溺…

「花粉症対策」わたしのはなの話じゃなくて

身近な人の殆どが皆花粉症であるにも関わらず、私一人多分花粉症ではなく。 なのだけど、何とかしてあげたいなあ、と思って、病院へ行ってもらったら、ステロイド剤を処方されたのだが、ステロイド剤はいやだという。 じゃあせめて漢方薬系のを…と思って、店…