そういえばそんなこともあったねと
KALDIのチョコミント味のダックワーズ。断面がちょっとビビッドに着色料。でもすごくチョコミント。チョコミントのダックワーズってどんなんだよ欲は満たされた。ダックワーズが食べたかったんじゃなくて「これは何かな」という心をひたひたと満たしてくれた。ありがとう。
果てしなくどうてもいいのだが10年以上前に読んでいた二次創作小説サイトの管理人さん(女性)が元パティシエの方で、事務の仕事してらして、旦那さんがいて、普通に日々日記が書き連ねられていたのです。
が、ある日「あいつやりよった」「弁護士と相談…」等々の書き込みとともに、日記から旦那が消え、引っ越しがあり、転職され……。
画面越しに見知らぬその方に起きた何事かを想像して「……ああ……」と思ったものです。
その方が、平和な時期に「友達にあげる用にダックワーズ作ってみた」と書いてて、「え、そんな難しいのよく作れるなあ、すごい」と思った記憶が、何故かそのままダックワーズの印象になってしまっているのでした。
記憶はどうしてこう不意打ちに色づけられてしまうんだろう、そしてそのまま消えないんだろう。
繰り返すけどこのチョコミントのダックワーズは青色一号の存在を隠しません。ここにいるよ。記憶もここにいるよ。在中だよ。すごいよ。
世の色々は割と似た構造なのかもしれない。