秋の夜長は読書とブログ「改めて、自分の本を読んで」←タイトル

いつも「まるで本だなあ」と思っている。いや本なんですけど。書物なんですけど。
あと、本に見えるけど、そもそもは形なんぞ無い、自分の頭の中身だったかと思うと、何だか物凄い露出行為である。ぴゅうって音がしそうなくらい、ダダ漏れている。
とはいえ自分が丸ごと出荷されてる訳ではなくて、全力で走っても所詮決して逃げ切れぬ自分という厄介なものの視界についつい入ってしまったものを基盤とした上で、様々なシミュレーションの結果を一応、形にしている訳で。
残念ながら、こうだったらいいな!という事を描いてみたりするということもなく、恥は恥のままだったり、おいこら待てよと思うことはやっぱりおいこら待てよだしで、やはり私の一部である。悔しい。
しかしこうして日々送り出す作業をすることで、私から一番遠くなる。近くて遠いところにいく。
それでようやく、安心して眠る事ができ……たらいいなと思いつつ来る日も来る日もやっぱり眠いんだけど、どうしたらいいんでしょうか。いや何とかするしかないんですが。
ひとまず今日も飼い猫達は私のぶんまで一日中寝てる。

ヴァーチャル・レッド 3

ヴァーチャル・レッド 3

※取り敢えず最新刊でもはっておこうという微妙な適当さ。