色々重版のおしらせ

11月下旬(25日前後)に発売したばかりの「さよならさよなら、またあした」ですが、年内の重版が決まりました。
拙作を手にとって下さった方々、有難うございます。
もし「探したけど見つからなかった!」という方、いらっしゃいましたら誠に申し訳ございません。
…しなくてもいい裏話をしますと「いつもと違う雰囲気のお話なのでちょっと発行部数控えめに…」という感じでちょっと控えめだったゆえに大変スピーディーな重版に至った、という経緯がございまして…しかも特に私が「い…いつもと違うので売れるかどうかよくわかりませ…ッ!!!」と大変ぐずぐずぐずぐず色々申し上げたため、出版社さんも更に怯えられた気がしなくもなく(ごめ……)。
そもそもある日の「(雑誌の)リニューアルにあたって、何か描きませんか?」というメールでのお誘いに始まって、丁度私も何か短編ぽいものが描きたかったので、「じゃあ一度打ち合わせしましょう!」ってなって、初めての打ち合わせなのに、もう既に勝手に描き上げてた1話目と2話目持ってったし、そして更に「最終話までの流れが大体こうでこうでこうで!」って勝手にプレゼンして、…とにかく最後まで好き放題気味に描かせて頂いた話(シリーズ)だったので、すごく自信がなくてなくてなくてなくてですね(強気なのか弱気なのかはっきりしない←迷惑)。
そんな中だったので余計動揺しつつも有り難いような…しかしすこぶる申し訳ないような……もう少し冷静に生きられないのか私…と落ち込むような…。うん…。
…少しでも何か想って頂けたなら、とてもうれしいです。貴重な人生の中の貴重な時間を費やして読んで下さってありがとうございます。

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あと少し前の話ですが白泉社さんの「誰にも言えない」と「つめたく、あまい。」も重版かかってますので、ちょっと手に入りやすくなった…かな…と思います。
未だに書店さんの本棚に自分の本があるのを見るだけで、うっかり奇声をあげそうになる私ですが(少なくとも確実に視線は泳ぐ)、ええと、とにかく、地道に、まだもう少し、歩ければと。

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【追記1】
以下のリンク先で冒頭の試し読みができます(…ハッ…「あした」が漢字表記になっとる…)。

【追記2】
どさくさにまぎれてアレですが、bk1で来年1月発売予定の「未必の恋」(白泉社)の予約が始まっておりました…早い…ね…