講談社 『鉄本 ―テツモト―』(2009年12月22日発売)*1

始発が終列車の上白滝駅(石北本線)や、鉄道でしかたどり着けない尾盛駅大井川鐵道)、たった一軒の民家のためにある小和田駅飯田線)を訪問。 1500キロを22時間かけて走る豪華寝台特急トワイライトエクスプレスで和み、1日わずか3往復の超ローカル線岩泉線を全駅制覇。ルピナス咲き乱れる士幌線廃線跡・幌加駅で涙し、たった130円で15時間乗車の大回りの旅で疲労困憊。テツ旅ルポ満載の、オール描き下ろし352ページ。*1

本日発売です。短編(5p)を描かせて頂いております。
なつかしいのとしんどいのと色々思い出しながら描きました。
なつかしいししんどい。どちらか片方にだけなったりしない、その記憶を取り出すときの都合で色々に分類されてしまう曖昧な、でも既に確実に自分の構成要素になっている何か、その更新。
そんな感じの「電車と私の人生の一部の話」です。
取り敢えず冬場、冷えた足を電車の座席シートの下のぬくいとこ(何ていうのアレ)であっためながら半分寝かかるのが好きです。
【参考】
モーニング公式サイト - テツ漫画アンソロジー『鉄本(テツモト)』登場! 立ち読み企画もスタート!