大人として

排水溝をざぶざぶ洗っている間に電話に着信があったことに気付いてコールバック。
受付の方に取次ぎをお願いする。保留音が流れているその隙に足元に忍び寄る猫。再び受付の方の声。生憎と○○はただいま席を外しておりまして。
「さようですか、そうしましたら電……話が、あったことだけ、お伝えいただけ、ますか」
その後普通に電話を切った訳ですが、実のところ、「……」のところ以降、私の足首を猫が思いっきり噛んでて、足上げても猫噛み付いたまま足首からぶらさがってた(恐らく現在の体重は3Kg)、けど、ほら、ねえ、おとなだから。